京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.4

京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.4 泉屋博古館(せんこうはくこ館)

細見美術館で琳派展XII 鈴木基一 江戸琳派の風雲児の渋い日本画を見た後は、岡崎美術館めぐりの閉めとして「泉屋博古館」で特別展、「富岡鉄斎-墨に戯れ、彩に遊ぶ-」(10月24日〜12月6日)を見に行きました。

【前情報】
泉屋博古館は住友家が収集美術品を展示するために建てられたそうです。
江戸時代の住友家の屋号「泉屋」とおよそ千年前の中国宋代の皇帝の命により編纂された青銅器図録「博古図録」から、泉屋博古館となずけられたそうな。東京六本木に分室を構えるほどの青銅器の数量は、中国国外のコレクションとして、質量とも広く認められているようです。

【行き道】
細見美術館を見た後すでに「Cafe Restrant アリーナ」でお茶をしていたので、最寄のバス停は「京都会館美術館前」(赤い大鳥居前)からです。ちょうど市バス32系統がきてくれました。これで、「泉屋博古館」のまん前、「宮ノ前町」で降りましょう。


本当にバス停がまん前です、現代風の外観の建物に緩やかなスロープがあり。入り口へ。730円を払い中へ。なるほど、これはもう建物自体が建築的に素敵です。綺麗な芝生の中庭を囲むように、平屋の棟を配置、心地よく誘ってくれる感じ。ひとまず富岡鉄斎の特別展示へ向かいます。
いや〜力強いですね。さすがこの国を代表する文人です、80代で本格的に開花するまでの生涯を文人画家の理想的生活を実践され、和漢を問わず書や絵に精通する教養の深さ、きっと若いころは人からいろいろ言われたんじゃないだろうか?でも、本当に世の事象を観ずる人には、どこ吹く風です。沢山の扇子に描かれた絵や書は、とても味わい深い!私などはたいした人間ではないけど、鉄斎先生の生き方に共感です。


さて、鉄斎先生のコーナーう〜ん物足りない・・・・のでもう一度、富岡鉄斎についての描かれている説明書きを読み満足。次は、常設の青銅器を展示する棟へ、これまたすごい量の青銅器の数々、こりゃ中国へ行かなくても、青銅器ファンには聖地!残念ながら私は青銅器のことが一切わかりません。ただここは、とてつもない展示量時代区分の徹底振りがきっと青銅器ファンや学者さんをうならせるに違いない。らせん状の展示棟から出て、休憩ホール的なところで、無料のお茶を頂き、お庭を見て落ち着く。


さて、もう帰る時間です、しかも雨が降ってきました。気になるのはどうやって戻るかです。
と言うのも、京都祇園、つまり、ここから南へ向かうバスに乗るには、少し道を下って大きめなバス停に行かねばならないでしょう、でもこの雨です。だったら、来るときに降りたあのバス停から乗りたいとこ、そこで受付のお母さんにお聞きした

「そこのバス停は、北を向いているんですよね?南向きのバス停まで遠いですか?」

すると親切に教えてくださいます。「確かに5分くらいしたへ下れば、東天皇町のバス停ですけど、この雨やし、目の前のバス停から乗って更に北へ向かって、銀閣寺道で折り返して南に下っても、雨の中歩く時間とバスを待つ時間合わせたら、遠回りしても同じくらいの時間だし、雨もよけれるでしょう」と教えてくれました。なるほど!さすが通いなれているお母さん、カメラもぶら下げていることですから、素直に聞いておこう。

う〜ん雨も本降り、日も傾き、疲れもピークです。今回の岡崎地区美術館めぐりはこの辺にしておきます。次は美術館めぐりではなく、そのほか南禅寺、琵琶湖疏水関連、無鄰菴などを周ってみよう。

地点マップ(PC用、携帯auでは開いた、docomoはどうかな〜)

場所名: 泉屋博古館
住所: 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24

最寄交通機関
市バス:5、100系統(京都駅より)「東天王町」 より東へ200m角or100、32系統で「宮ノ前町」下車目の前
電車:阪急 「河原町」 駅、京阪 「三条」 駅、地下鉄 「丸太町」 駅より市バス



■ 京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.3

京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.3 細見美術館(ほそみ美術館)

京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.2 京都市代美術館
http://weblog.morichan-central.com/?eid=1120537の続きのお話です。

京都市代美術館で特別展「儚きもの」を見た後は、渋めの江戸琳派の日本画も見てみたくなりました。
と言うわけで、次の美術館はしごの旅は「細見美術館」です。

【前情報】

細見美術館では「琳派展XII 鈴木基一 江戸琳派の風雲児」2009年9月19日(土)〜12月13日(日)をやっていました。
江戸琳派、酒井抱一の高弟、鈴木基一の初期から晩年までの作品を中心に展示されていました。
鈴木基一さんは風雲児の異名をつけられるくらい、破天荒で自由な作風で、諸国を旅して見聞する目線はとても勉強になる、と聴いたことがありました。

【行き道】
すでに、近所に居るので、歩きです、朝降りたバス停「京都会館美術館前」46系統(祇園から乗った)がとまった方向、つまり京都市勧業観(みやこめっせ)と、京都会館の間の道へ出て、両施設を背に、琵琶湖疏水にかかる「二条橋」を渡ればすぐ右に。

オシャレな建物です。受付で1000円を払い、入場券ならぬ、入場シールをもらって服の見えるところに、貼ります。
お〜、100年以上もまえの画家の絵ですが、何か革新的なものを感じます。女性の顔の肌の透明感、おぼろ月の日本的美の粋を感じさせれば、とても現代的デザインの香りがする滝の絵もあります。
と思えば、西国への旅を記した絵日記の緻密さと文章のすばらしさ、中でも私が住んでいる近所の信貴山の縁起絵巻の模写は、実物を見た私が一瞬見まごうほどの写実レベル。いや〜鈴木基一やっぱり只者ではないですね〜。

ところで、この美術館とてもオシャレで、コーナーからコーナーへ仕切りが木製の自動扉で、部屋から部屋へ移動するごとにフレッシュな気持ちで観ることができます。


小一時間みたところで、展示を出ると、建物が吹き抜けであたことに気づきます。そこにはこれまたオシャレなカフェレストランが。ここへは外からも階段を下りてきて入れるようです。美術館を見なくても、この地下のカフェは特に冬場など暖かそう、それに地上からはわかりにくいので、友達ときて、さらっとここへ来ると、粋だね〜って事になるかも。


あっ、外へ出て左側にはこんな和風なレストランも。細見美術館でお昼を迎えた場合、ここで食べるのも良いかも。

さて次なる美術館めぐりのたび、どこへ行こうか〜、つづきは次回の講釈。

地点マップ(PC用、携帯auでは開いた、docomoはどうかな〜)

場所名:細見美術館
住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3

最寄交通機関
市バス:31・201・202・203・206系統「東山二条」下車 東へ徒歩約3分
電車:地下鉄東西線「東山駅」2番出口より徒歩約7分



■ 京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.2

京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.2 京都市美術館

京都国立近代美術館を後に、すぐ向かいの京都市美術館特別展「儚きもの」を観に。


500円を払って、中へ。特別展示は、キュビズム、印象派、写実、漆、テキスタイル、銅像とありとあらゆるジャンルの美を「儚きもの」としてまとめ、展示されていました。
なるほど、すべて、儚さを表現しているのか〜。見ごたえあり。

ところで、この京都市美術館は近代建築と言う観点からも、すばらしく、重厚にして品の良い大理石の床や階段、二階へ続く手摺や天井などは、近代建築の粋といえましょう。


裏庭の池には、平成の絵描きさんたちが、キャンバスを片手に真剣な面持ちで描いておられます。
天気が良い日などは、特別展示を見てから外へ出て、このお池のふちに座って一休みするのも良いでしょう。


そろそろ、お茶の時間です、次へ行くにも一服してから、新たな気持ちで行きたいところ。
喫茶店を探そう。お〜京都市美術館の玄関を向いて左脇奥にありました、「Caffe Restrant アリーナ」さんです。以前ルノワール展を観に来たときに、疲れて入って、ほっと出来たのを思い出しました。

やはり、美術展とお茶はワンセット、気持ちを豊かにしてくれます。

まだまだこの岡崎地区の美術館めぐりは続きます。

地点マップ(PC用、携帯auでは開いた、docomoはどうかな〜)

場所名: 京都市美術館
住所: 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124

最寄交通機関
市バス:100系統「D1乗り場」・5系統「A1乗り場」(JR京都駅前から)、「京都会館美術館前」より 徒歩すぐ。
電車:地下鉄東西線「東山」駅より徒歩約5分



■ 京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.1

京都見る歩く(岡崎地区編)Vol.1 京都国立近代美術館

今日は、近代文化や、美術を楽しみに、岡崎地区の美術館等のはしごをしたい。

朝10時頃、市バス46系統で「祇園」から乗車、「京都会館美術館前」で下車。


おっと、前に来た時と降り場が違う・・・・。一瞬何処かわからない。そう、今日は祇園から46系統に乗ったので、北側の「京都会館」の前で降りたのだ。
私の大好きな100系統だと、美術館の正面の大鳥居の前で降りるけど・・・・。歩いてもそう遠くは無いし、京都会館と「京都市勧業観(みやこめっせ)」の間の道は銀杏の黄葉がとても綺麗だ。


南側へ右折し、「京都府立図書館」のモダンな建物の前を通りすぎると、右手に「京都国立近代美術館」が見えてきた。(※写真は同館、南東側から撮ったもの)
今はちょうど「ボルゲーゼ美術館展」(2009年10月31日(土)〜12月27日(日)まで)をやっている。あのラファエロ・サンツィオの一角獣を抱く貴婦人が看板になっている。
ジャン・ロレンツォ・ベルニーニの作品も楽しみだ。

チケットブースで1400円払って中へ、平日朝一できたのが正解!混雑無くゆっくり観れる。ラファエロ、ベルニーニ他どれも見ごたえあり。京都国立近代美術館いつも裏切らない。


館内4Fのコレクションの入り口の窓からは、大鳥居を挟んで向かいの「京都市立美術館」や「南禅寺永観堂」方面が見える。この現代的な建物は通路には良く光が入り、待合用の椅子がなんとも心地よい。


1時間ほど観せてもらい、ブランチを食べることに。館内にあるおしゃれで静かなカフェ「Cafe de 505」でTheme food menue(テーマフードメニュー)を頼む。
特別展示にちなんだメニューで、パスタをトマト風味のクリームで絡めてある。おいしい。
ここは、美術館に入館しないと入れないが、琵琶湖疏水に隣接したオープンカフェが冬の陽気ですがすがしい。

う〜ん静かに優雅にお食事をした後は、いよいよ美術館はしごをすべく、向かいの京都市立美術館へ行こう。

地点マップ(PC用、携帯auでは開いた、docomoはどうかな〜)

場所名: 京都国立近代美術館
住所: 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 京都国立近代美術館

最寄交通機関
市バス:100系統・5系統(JR京都駅前から)、「京都会館美術館前」より 徒歩すぐ、46系統(祇園から)、「京都会館美術館前」より 徒歩3〜5分
電車:地下鉄東西線「東山」駅より徒歩約5分

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