○祇園祭りの原型といわれる剣鉾が出る、大豊祭

祇園祭りの原型といわれる剣鉾が出る、大豊祭を見てきました。

以前からこの目で見たかった「剣鉾」が7基でる「大豊祭(おおとよさい)」へ出かけた。巡行するお祭りには出会える場所や、タイミングもあるだろうと色々調べてみると、とある情報から「南禅寺」の門前で撮られた過去の写真を見たので、私もそれを参考に行ってみる。

今年は大豊神社から少し下った「御旅所」を10:30ごろ出発した様子。巡行路詳細を知らない私は「南禅寺」の門前で静かにお祭りの音に耳を澄ませる。今年は寒い4月だったかと思えば、5月に入ったばかりのこの日はすでにジリジリと暑く感じる。時間とともに内外からの観光客が増えてくる。


20分ほど待っただろうか?遠くから馬の蹄の音がゆっくり近づいてくる、その良く通るコツコツと言う音の後からぼんやりと来る太鼓の音もだんだん近くなってくる。じっと門を見ていると、人の頭一つ分上辺りに目の綺麗な馬の顔が覗く。見物客も、偶然通りかかった観光客も一斉に歓声を上げる。


馬の後を御稚児さん、御神輿、そして剣鉾だ。剣鉾は見ている人々も引き込まれずには居られない。たとえが適当ではないが、まるで子供のころ掌で長い棒を持ち、落ちないように歩く友達を見ていたときのようなハラハラしながら、応援したくなる感覚だ。


がしかし、これは本気のお祭りで、見事な剣鉾の装飾と鈴がついた重い柄を差し手と補助をする人が入れ替わり立ち代り絶妙なバランスでまっすぐ天へ向かって差す。それも腰から前にぶら下げる帯のようなものに上手く掛ける。その体勢になるまで見事な連携と掛け声で息を合わせて、豪快に持ち上げる様は京都にもこのような勇壮なお祭りがあったのだと思わせてくれた。


まっすぐ差された剣鉾は、その高さにある、松の枝や電線などを巧みに交し、その交し自体が見事な舞のように見えるため、またも人の拍手と喝采を呼ぶ。実に勇壮で痛快なものだ。


見事にバランスを取るだけでは面白くないとばかりに、更に柄を足腰から揺らし、そして剣先を揺らし、涼やかな鈴をリンと鳴らせば、粋な祭列が競うように同じ動きをするから面白い。
差し手のお一人から以前、剣先を揺らすことを「剣先が招く」と言うと教えて頂いた。

百聞は一見に如かずとはこのこと、実際に見て本当に感動した。

5月中もまだまだ剣鉾を見れるお祭りがあるので、チャンスのある人は是非見ていただきたい。

ここに予定表を張っておきます。

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