■ 京都見る歩く(洛西編・高雄方面)Vol.1 鳥獣戯画図

 ■ 京都見る歩く(洛西編・高雄方面)Vol.1 鳥獣戯画図の生まれた所


世の東西にかかわらず、美しい風景や空気の中で人は沢山の想像をし、文字や絵に残していますね。特にこの京都には、本物を越える描写の美しさを持つ日本画や、水墨が多く残されています。

でも私がずっと心の片隅でいつか観てみたい!と思っていたのは、京都の高雄(たかお)、槇ノ尾(まきの)、栂ノ尾(とがのお)の「三尾(さんび)」と呼ばれる美しい山々の一つ、『栂尾山 高山寺(こうざんじ)』に伝わる国宝「鳥獣戯画図」です。


「鳥獣戯画図 相撲図 高山寺蔵」と言う色紙タイプのグッツ購入です。
全4巻からなる絵巻物、成立年作者は不詳、戯画の名手、鳥羽僧正覚猷(とばそうじょう かくゆう)的タッチだと言われているが、おそらく無名の僧侶が書いたものと言う説が。いや、個人的にはそうであって欲しい。その絵から「わいわい、がやがや」とカエルにウサギ、キツネに猿などの愛くるしい動物達がまるで人間の様に遊び戯れ、旅をしたり、見物をして楽しんでいるのですねぇ。風刺っぽい面白さもある。


「鳥獣戯画図 猿追図 高山寺蔵」と言う色紙タイプのグッツ。渋い。
昔、手塚治虫先生が、簡略化とデフォルメという、マンガの基本をこの鳥獣戯画図からインスパイアされたというお話があるとか。実際に手塚先生の記念館にもこれに関わる展示があるそうな。「日本漫画の元祖」とも言われているそうな。

フジコヘミングさんが同じ図柄の入った団扇を愛用されているのをTVでみたことがあります。「恋人にあげようと思ったけど、気にったので持っておこうと思って」とチャーミングに微笑んでおられたのが印象的だったが、私もこの鳥獣戯画図を見たとき、なぜか絵の中から声や音が聞こえてきそうで、何とも楽しげだと感じ、ずっとこの目で見てみたいと思っていた。


(手ぬぐいを買いました。手ぬぐいマニアなので。)
本物は2巻が東京国立博物館、もう2巻が京都国立博物館に寄託保管されていると言うことだけど、複製でもこの澄み切った山寺で観れるのはうれしい。なぜならこの心豊かにしてくれる自然、この空気のなかで、この絵巻の作者もその愛らしい動物達の光景を観たに違いないから。

因みにこの鳥獣戯画図は『栂尾山 高山寺(こうざんじ)』の石水院という国宝のお堂にあり、この堂はもちろんのこと、このお寺全体が、「癒し」と「へぇーっ!」の連続。言葉にできないほど、澄んだ空気と水に恵まれたこのお山、まさに元気を取り戻せる優しい場所。マイナスイオンとか、パワースポットと言うなら、私はここが一押し、っていうか住みたい。詳しいことは次回の講釈。


(絵葉書を買いました。絵葉書コレクターなので。)
京都駅から、古都の町並みを観ながらバスに揺られておよそ50分(そんなに長く感じない)ところにこんなところが在ったなんて・・・。

京都駅からはJRバス高雄・周山方面行きで「栂ノ尾」まで55分。
京都市バスなら、京都駅前から9系統「四条堀川経由西加茂車庫行き」→「四条堀川」で8系統「西大路四条 太秦天神川駅前経由 高雄ゆき」で終点約1時間半。
高雄/山城高雄、槇ノ尾、栂ノ尾間はJRバスで150円で行き来できて30分おきにでていますので、結構便利。体力をセーブしながら、三つのお寺をまわると良いかも。これからは紅葉なのでますます良いです。


地点マップ(PC用、携帯au、docomo)

場所名: 栂尾山高山寺
住所: 京都市右京区梅ヶ畑栂尾町8

最寄交通機関
JRバス:京都駅から「高雄・周山行き」で「栂ノ尾」下車
市バス:
電車:

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